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<思春期を考える>
日常診療においては、不正性器出血や月経異常を訴える若年層の患者にしばしば遭遇する。それらの患者の多くは思春期にあり、身体的には、性機能の発達から性成熟までの大人への移行期にある。この時期は精神的発育、性的発育、全身的発育の3つの側面を持っているが、それら相互の調和にゆがみが生じて病的状態を呈した場合、小児科・産婦人科といった医学的対応のみならず心理的・精神的対応が必要となる。本発表では産婦人科の立場から、思春期女性における内性器の発達と内分泌学的変化について概説し、日常の診療で接することの多い月経異常を中心に具体的に解説したい。
小児科と内科の狭間にある思春期男子の悩みを聴く外来を約10年間続けてきた。「彼らの抱える悩みはデリケートで、じっくりと対応する思春期外来の必要性」を感じて来た。そんな彼らが受診し易く話しやすい約30分間の外来を神戸市立中央市民病院泌尿器科に併設した。これらの男子思春期外来の中での経験から彼らの身体と心の問題を少しでも触れ、呈示することができたら幸いである。そして、今後の課題を検討したい
最近、境界的知的障害、高機能広汎性発達障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害を、軽度発達障害と呼ぶようになっている。この軽度発達障害を持つ子ども達は、障害と気づかれ難くいことが多い。そのため、彼らの示す行動の問題はしつけの問題であると受け止められるなど、適切な対応が為されないまま成長の家庭をたどることがしばしばである。そうしたこども達が、年長児童となり思春期を迎えて、様々な問題を示すことがある。彼らの様子を、こども家庭センターでの経験をもとに述べたい。
思春期の性について学校でできることは、正しい情報を伝え、学び合う機会を持ち、相談しやすい環境を整える事だと考える。性指導実施後、事前アンケートや感想文の中から身近な友達の考え・悩みを学び合うことで、今の自分自身をもう一度考える機会となっている。又、この学習をきっかけに性の相談・質問に来る生徒も多く、本音を聞き個別指導につながっていく。そして何よりも私たち教師が生徒の声から学んでいる。本音・建前の両面を持つ思春期の性について今一度考えてみたい。
特別講演(16:00〜17:00)
<思春期のこどもたち>
わが国では、思春期の身体変化は女子も男子も10歳から始まる。12歳までに、女子は79%が初経を、男子は52%が精通を経験している。身体はおとなの仲間入りを始めても、その立ち居振る舞いの幼さゆえに、いつまでもこども扱いをし過ぎていないであろうか。思春期の年代を“こどもたち”と呼ぶのは、もうしばらくこどものままでいて欲しいという、周囲のおとなや社会の願望ゆえからかもしれない。 |
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