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当整形外科は周産期センターの産科、新生児科両病棟における整形外科疾患に係わってきた。産科病棟ではおもに妊産婦の腰痛や出産後の仙腸関節痛などの愁訴に対応してきたが、対象が成人であるので本稿では新生児科にしぼり報告することにする。
新生児科病棟に対しては平成8年4月より週1回の新生児健診を行い整形外科的疾患の有無をチェックし現在に至っている。したがって本文中の数字は平成15年12月までの約8年間の統計である。
被検者総数は2063例で男児1110例、女児953例であった(図1)。年度別の健診者数の推移を見ると、平成8年は4月からの症例数であるのでやや少ないが、年間220〜250例程度でほぼ一定していた平成9年から12年の4年間に比べ平成13年以降は320例前後に増加している。これは出産数の増加というよりもシステムが確立され健診率が増加したためではないかと考えている(図1)。これら対象症例のなかですみやかな治療あるいは経過観察のうえ治療の必要性を判断する必要があった症例は60例2.9%であった。ただし健診日を待たずに新生児科主治医より直接紹介を受けた症例は除外されているので、総数は実際にはもう少し多い。その内訳を図3に示す。
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先天性股関節脱臼あるいは明らかな股関節開排制限があった症例は27例1.3%、内反足は8例0.4%であった。手指あるいは足趾に多合指・趾を有した症例は8例、以下、多母指3例、橈側列形成不全(含、VATER
synd.)3例、握り母指2例、垂直距骨2例、外反踵足2例、分娩麻痺1例、分娩時骨折(上腕骨)1例、足趾変形1例、凹足1例、multiple
pterygium synd.1例であった。
今後とも当院の特性を活かし各科との連携を密にし治療の質を高めていきたい。
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