|
周産期医療センターの開設に伴い、薬剤部では、それまで小児のみを対象とした調剤業務から初めて成人である妊産婦が含まれ、医薬品の取扱品目数が増大した。
特に、周産期医療センターと薬剤部との連携のなかで特記すべきことは、平成9年6月に、薬剤管理指導の施設基準の承認を受け、薬剤師が初めて産科病棟での薬剤管理指導業務を開始したことである。
薬剤師による産科入院患者への薬の効き目や副作用、飲み方等の服薬指導や薬歴から薬の重複投薬や相互作用並びに副作用のチェック等を実施した。
服薬指導の対象患者は切迫早産が殆どを占め、他には前期破水、子宮内胎児発育遅延、多胎、前置胎盤、子宮内膜症となっている。過去5年間の産科病棟での薬剤管理指導件数を図1に示すが、年々増加傾向にあり、平成16年度にはほぼ全ての産科入院患者に服薬指導を実施している。
|

|
患者様からは薬と食品(健康食品を含む)との飲み合せや薬の副作用に関する質問が多く、医療スタッフからは薬による催奇形作用のこと、薬の副作用に関すること、薬の影響による授乳への問題等の質問が寄せられている。
今後も周産期医療センターとの連携を強化しながら、「薬の専門家」として、患者様に安全で良質な医療を提供するため、より一層努力を重ね頑張っていきたいと思う。
|