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どのような疾患が対象なのか?
当科で診療している疾患は大人と違い、小児に特有の主に生まれつきの病気(先天性)や発育段階においての異常の場合が対象となります。具体的な例を挙げると先天性内反足、先天性股関節脱臼、筋性斜頸、合指症、多指症、様々な骨系統疾患、骨軟部腫瘍、歩容異常、X脚、O脚、側弯症など、他に小児の骨折なども対象となります。
患者さん(両親)の訴えとしては
『歩き方が他の周りの子と比べておかしい』
『一ヶ月検診で股の開きが悪いと言われた』
『最近膝のところにできものができ痛がっている』
『親指が曲がったまま伸びない』・・・・などです。
どのような治療をするのか?
基本的にケースバイケースで対応することとなります。一般的には小児の場合には保存的治療が主流となり大人に比較して手術的治療が選択されることは少ないです。小児整形外科の三大疾患といわれている筋性斜頚、先天性内反足、先天性股関節脱臼はいずれもまず保存的治療が選択されます。これらの疾患に関しては当院開院以来多くのデーターの蓄積がありこれらを基に治療方針を決めております。しかしながらそれでも手術が必要な患者さんはいます。難治性の内反足、保存的に整復不能な股関節脱臼などです。夏休みを利用して脚延長や矯正骨切り術を行う学童期のこどもさんも数多くおられます。年間の手術件数は約200件前後です。いずれも患者さんとのインフォームドコンセントを重要と考え充分に納得していただいたうえで治療を行うこととしています。 |