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研修・採用情報

小児科専攻医募集

- recruitment of pediatric residency -

研修統括責任者からのメッセージ

当院で後期研修を考えている先生方へ

兵庫県立こども病院は、2016年5月神戸市須磨区から中央区ポートアイランド内に移転しました。
新しい病院への移転に伴い小児医療の入り口である救急科とその受け皿となる総合診療科を立ち上げ、又重症患者に迅速に対応するため集中治療部門を独立させました。 この一連の流れがスムーズになるように小児救命救急センターが配置されています。 専攻医のみなさんはまずこの流れの中で小児科医として小児医療の基礎を学ぶことができます。

一方当院小児科の特色は、内科系13科からなる独立した専門診療科を有していることです。 小児専門医療は、小児病院の機能として骨格をなしているものでもあります。 他の病院では経験することが難しい症例を専門医から指導を受けることもできます。 みなさんが飛躍できるチャンスでもあります。

またこども病院では、経験できない地域における小児医療最前線を経験するために1年間の地域病院での研修を課しています。 これらの病院は、それぞれの地域での中核病院であり、またその特徴は様々です。多様な経験ができることと考えています。

さらに国内のみならず当院との姉妹病院であるシアトル小児病院などの海外の医師との交流や日本の最先端の研究がされている理化学研究所との交流を通じてglobalな小児科医の育成も行います。

3年間の研修プログラムを通して“どこでも活躍できる小児科医”を目指しています。 研修終了後、当院専門各科のフェロー、神戸大学連携大学院入学、地域総合病院での小児科スタッフなどの様々な進路があります。

私は、こどもにとって最善の医療を提供するのが私たちの役目と考えています。
“鉄は熱いうちに打て”ともに働く意欲のある方を待っています。

兵庫県立こども病院 研修総括責任者 中岸 保夫

当院の小児科専門研修プログラムの目的は、「どこでも活躍できる小児科医」を育てることです。

当院の強みは、小児科の各サブスペシャリティーの分野で一流のスタッフがそろっていることです。 しかし、小児科専門研修プログラムでは、個別の強みに頼るのではなく、指導医が共通の目標意識を持つことで、横断的に連携し小児科専門医を育てます。

3年間のうちの1年間は、地域医療を中心に研修します。 そこで、多くの症例を経験することで、小児科専門医に必要な幅広くそして深い知識とスキルが得られます。

期間内にすべての行動目標が達成できた専攻医には、研修科目を選択できる期間を設けています。 こども病院でしか研修することができない小児麻酔科や小児放射線科での研修や、大学病院などで最先端の研究に触れることができる機会が得られます。

さらに、メンター制度を行っており、希望する専攻医には1年ごとにメンターがつきます。 自身のキャリアや進路の相談、神戸での生活に関することなど、より充実した研修になるようなアドバイスを受けることができます。

専攻医が目標に到達できるように小児科専門医研修プログラム部会もチームとしてサポートを行っていきます。
興味を持たれた方は、ぜひ一度説明会に参加してご検討ください。

兵庫県立こども病院 小児科専門研修プログラム部会 部会長 中岸 保夫