検査部のご案内
病理検査室
病理検査室では検査や手術で得られた臓器の一部を薄く切って染色して検査しています。
これらの標本を観察することによって、病名を決定したり、その広がりを知ることができます。
病理検査室には標本の観察をして、診断をするために病理医が1名います。
聞き慣れない検査名ですが、最近は新聞などで時々、目に触れる機会も多くなりました。狂牛病の最終診断を決定した記事に病理検査という言葉があったのを覚えていますか。さて、身体のあらゆる部分から採取された臓器や器官そしてその一部を「組織」という言い方をします。胃には胃の、肺には肺の、肝臓には肝臓の働きをするために特徴ある細胞と細胞が決められた配列で構成され組織されています。下記写真にて例を示します。
細胞:胃 細胞:肝臓 細胞:肺 細胞:皮膚
腎臓 皮膚
     
これらはごく一部ですが、様々な細胞の種類と配列によって身体は成り立っています。 病理検査とは「組織の診断」を意味し、病気の原因を確認しています。正常の組織の配列や構成が"どの様に変化しているのか""正常との違いの差"を顕微鏡を通して実際に目で確かめることによってどういった病気であるかを診断をしています。 そして、組織を診断する医師を病理医といいます。内科医、外科医、歯科医等のように患者様には直接お目にはかかりませんが、数ミクロンの世界から間接的に患者様と接しているわけです。その世界を実現させているのが臨床検査技師です。
病理標本の作製
手術やある種の検査によって採取された身体の一部を特殊な処理をして3μm程の厚さに切り、その薄く切った切片を染色液で染め、顕微鏡で組織を観察し診断するための標本を作っています。
細胞診検査
胸水・腹水などの体腔液や髄液を遠心して細胞を集め、スライドガラスに塗抹して染色液で染め、それを顕微鏡で観察して異常な細胞がないかを調べる検査を行っています。
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