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2003.5.22.
■ 「食物アレルギー患者の食事摂取状況とQOL調査」
第19回兵庫県栄養改善研究発表会での以下の発表に対し、
財団法人 兵庫県栄養士会から奨励賞が授与されました。
栄養指導課:谷口章子 下浦佳之
免疫アレルギー科:三好麻里
 
食物アレルギー患者の食物抗原除去(制限)療法による栄養摂取上の問題と成長の関係が指摘されている。また、除去食療法を行う上で問題を抱えている家族に接する機会が多い。そこで当院外来免疫アレルギー科を初診した食物アレルギー患者の現状を把握するとともに、患者に対する栄養指導の方策を検討した。

 食事調査からは、対象者の摂取栄養量は年齢別栄養所要量に対して不足している栄養素が多く見られた。また、アンケート調査からは、保護者が栄養不良や発育障害を気にしていること、除去食療法を行う上で保護者に物理的、心理的負担がありQOLが低下する場合もあることが示された。

 食物アレルギー患者は、多くの保護者が栄養不良を気にしながらも栄養素を充足できておらず、除去食品が増えるとそのリスクが更に大きくなることが示された。今後とも、患者、家族のQOLに配慮しながら、発育障害を起こさないようアセスメントや指導を行うことが重要である。

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