2003.8.11
■ 日帰り手術に音楽療法を導入

 日帰り手術は、ソケイヘルニア、停留精巣、中耳炎のチュ−ビング、眼科や歯科の手術、および形成外科の手術や処置を受ける乳幼児から学童児までを対象としています。年間約1,000人のこどもたちが日帰り手術を利用して手術や処置を受けています。

 こどもたちにとっても,ご家族にとっても、手術室は怖く不安なところです。これらの恐怖や不安をすこしでも軽くするために、麻酔にかかる時には母親や父親がそばについて、こどもの手をにぎってもらっています。

 平成15年5月より、麻酔にかかる時と麻酔からさめる時に、専門の音楽療法士さんがこどもたちに最もふさわしい音楽を生で演奏して聴かせてくれることになりました。

 待合室で顔見知りになった音楽療法士さんが、様々な音色が出せるキ−ボ−ド楽器と鉄琴などを使ってモ−ツアルト、ブラ−ムス、あるいは日本の唱歌やアニメソング、子守歌など気持ちの和む、穏やかなメロディ−を奏でてくれます。こどもたちにとっては、お母さんやお父さんに手を握ってもらい、生演奏で即興の音楽を聴きながら、眠りに入り、手術を受け、手術が終われば回復室でまた音楽を聴きながら目覚め、目覚めれば目の前にご両親がいる、という具合です。

 今のところ、特定の曜日だけで全員が受けられるわけではありませんが、事前に説明をし、希望される方のみに実施しています。

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