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リウマチ科

診療の特色

リウマチ科では、こどもの膠原病・リウマチ性疾患を診察しています。具体的には、昔は若年性関節リウマチ(JRA)と呼ばれていた若年性特発性関節炎(JIA)、全身性エリテマトーデス(SLE)、若年性皮膚筋炎(JDM)、強皮症、混合性結合固有組織病(MCTD)、シェーグレン症候群、ベーチェット病、他にはクリオピリン関連周期熱症候群(CAPS)に代表されるような自己炎症性疾患、川崎病や高安動脈炎を含めた血管炎症候群などの病気を診察しています。

入院が必要な時は総合診療科で管理を行います。

こどもの膠原病・リウマチ性疾患に対しては、標準的な医療のみならず、重症度に応じて適切な免疫抑制薬や生物学的製剤を用いて積極的な治療を行っています。川崎病の治療はインフリキシマブ(レミケード®)を使った治療や、集中治療科と連携して血漿交換療法を行うこともあります。治療を行うことにあたっては、患児の気持ちを理解し、なるべく患児自身が理解・納得できるような説明をこころがけています。

兵庫県立こども病院は日本リウマチ学会で認定された教育病院であり、日本リウマチ学会の指導医1名が常勤しています。また小児リウマチ専門医研修施設認定を受けており、小児リウマチ学会の指定する「小児リウマチ中核施設」のひとつです。http://www.praj.jp/map/

全国でも有数の小児リウマチ性疾患の診断・治療が可能な病院であると同時に、こどもの膠原病やリウマチ性疾患の診療ができる医師を育成する病院であると自覚し、その責任を果たす努力を続けています。

また、小児リウマチ性疾患は依然として病態が不明な部分が多いため、全国の小児リウマチ専門医と協力して病態解明や新たな診断・治療法の開発を目的とした基礎研究、臨床研究を積極的に行っており(診療実績を参照)、若手の教育や患者さん向けの講演会、厚生労働省の難治性疾患等政策研究事業などにも尽力しています。

診療時間

午前 9:00~12:00 午後 13:00~15:00

外来診療担当医

 
午前

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中岸

中岸

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午後

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水田

水田

水田

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完全予約制です。
 
…初診受付
※急な学会・出張等で休診・代診になる場合がありますのでご了承下さい。

スタッフ

中岸 保夫(なかぎし やすお)

リウマチ科 科長

2001年 神戸大学医学部 卒業
日本小児科学会専門医・指導医
日本リウマチ学会専門医・指導医、評議員
神戸大学医学部 臨床講師

所属学会など:
日本小児リウマチ学会(評議員)
日本臨床免疫学会
近畿小児リウマチ研究会(世話人)
後期研修医のための若葉小児科臨床研究会(運営委員長)
神戸免疫・膠原病懇話会(世話人)

水田 麻雄(みずた まお)

医長

2008年 愛媛大学医学部 卒業 

日本小児科学会専門医・指導医

日本リウマチ学会専門医

日本リウマチ学会登録ソノグラファー

医学博士


その他のスタッフ


小児施設には数少ない日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師(リウマチケア看護師)が在籍しており、患児の気持ちを理解し、患児自身が理解・納得できるようにサポートしています。また患児それぞれに合わせた移行期に向けた支援も積極的に行っています。

連絡先 連絡先:兵庫県立こども病院 リウマチ科
住所:〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目6-7
電話(078) 945-7300(代表)