理学療法室、作業療法室、言語聴覚療法室が新たに整備され、リハビリテーション科として開設いたしました。こども病院には救急搬送されるお子さまや、発症・術後から間もないお子さまが数多く入院されています。お子さまの状態に応じて、より充実したリハビリテーションを提供できるよう取り組んでまいります。
①他部門と連携し、入院されているお子さまの急性期リハビリテーション等適切な支援を行います。
②NICUからの新生児期リハビリテーション(ハビリテーション)を行います。
③外来診察時、必要に応じ評価およびその結果をふまえた対応方法について説明を行います。
地域医療機関、保育園、幼稚園・学校など地域教育機関(特別支援学校含む)、療育施設、訪問看護(リハビリ)ステーションなどと連携を図ることにより、「身近な地域でのリハビリテーションを受けることができる」体制づくりを方針の一つにしています。
退院後もリハビリテーションが必要な場合、各施設・機関をご紹介し地域で引き続きリハビリテーションを受けていただけるように連携を図ります。また小児専門病院リハビリテーション科として、より質の高いリハビリテーションを提供できるよう、知識・意識向上に努めてまいります。
外来リハビリテーションについては、当科方針に基づき、当院退院後の方の一定期間(詳細はお問い合わせください)、外来診療で評価が必要と判断された方を対象としています。
こども病院での理学療法は①病気やけがにより運動機能が影響をうけ、座る・立つ・歩くなどいろいろな動作が困難になっている方や、身体機能(呼吸など)に影響を受けている方へのリハビリテーション②発達がゆっくりとなっている方への発達支援の二つを中心に行っています。
またバギーや車椅子、坐位保持装置などの作製される場合、他部門と連携し必要に応じて製作過程から関わります。
こども病院での作業療法は、遊びや作業場面を通じて日常生活での動作(食事・着替えなど)や発達(運動、感覚など)の支援を行います。
お子さまの発達に適した環境調整(おもちゃの位置や種類、場面設定など)を生活の中に取り入れやすい形でお伝えし、日常の抱っこや遊びの場面で反映できるようにします。お子さまの年齢に応じて退院後の学校生活も考慮した支援を行い、必要に応じて福祉用具の製作過程に関わります。
ことばや聞こえ、食べたり飲み込んだりといった機能に難しさを抱えているお子さまに対して、知識・専門性を活かした評価・助言・支援を行います。
特に形成外科と連携した口蓋裂術後の言語訓練や、耳鼻咽喉科での難聴の早期発見・早期支援に力を入れています。
昭和62年鳥取大学卒 医学博士
日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本リハビリテーション学会臨床認定医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
神戸大学臨床教授
所属学会:
日本整形外科学会
日本リハビリテーション医学会
日本小児整形外科学会(評議員)
日本小児股関節研究会(幹事)
日本足の外科学会
日本創外固定・骨延長学会
日本二分脊椎研究会
近畿小児整形外科懇話会(世話人)
医学博士
日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
厚生省認定 義肢装具等適合判定医師
神戸大学臨床准教授
所属学会:
日本整形外科学会
日本リハビリテーション学会
日本小児整形外科学会(評議員)
日本手外科学会
日本肘関節学会
日本足の外科学会
日本小児股関節研究会(幹事)
近畿小児整形外科懇話会(世話人)
中部日本整形外科災害外科学会
理学療法士 5名
作業療法士 2名
言語聴覚士 4名
リハビリテーション対応セラピストは上記11名です。
当院の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は他の県立病院等と一括して兵庫県で採用試験を実施します。 詳細につきましては以下のページをご参照ください。
職員採用ポータルページ https://web.pref.hyogo.lg.jp/recruit/index.html
兵庫職員採用Twitter https://twitter.com/hyogorecruiting
連絡先 | 連絡先:兵庫県立こども病院 リハビリテーション科 住所:〒650-0047 神戸市中央区港島南町1丁目6-7 電話(078) 945-7300(代表) 手術に関することは、各診療科窓口 日帰り手術当日の体調・麻酔に関することは、麻酔科 |
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