日帰り手術
はじめに
 日帰り手術とは文字通り朝病院に来ていただき、主に全身麻酔の下に手術を受け2・3時間後に家に帰るシステムです。
 以前は外来手術と称して局所麻酔などで行っていた手術を全身麻酔下に痛みや恐怖感を与えないで行い、しかも術前、術後の管理や看護を子供に優しく負担のない安全なシステムにしています。
 日帰り手術では家族患児の日常生活に変化を来さない、親と児の離れている時間を短縮できる、病院で病気に感染する機会が少なくなる、経済的負担が少なくてすむ等の良い点があります。
 ただ、全身麻酔を安全に行う為に術前の検査や食事の制限、手術の後の児の看護や管理を家族の方にして頂くと言う負担を掛ける欠点もありますが、家族や患児の不安を和らげる為に説明や守って頂くことを細かくお話しして万全の体制を整えていますのでご心配はいらないと思います。実際の手順等はページの後を開いてご覧下さい。
 日帰り手術と入院手術との違いと言うのは全くありません。麻酔も手術も術前後の管理もそれらを行うスタッフ(医師、看護婦)も全て同じです。
 違っているのは入院手術は長い手術や出血の多い手術、手術の後厳重に管理しないと合併症を起こす危険性のある手術、児に合併症(心臓病、呼吸器疾患、先天性疾患等)のある手術、痛みの強い手術が対象になりますが、日帰り手術は1時間以内で終わる体表の手術、余り出血しない手術、合併症のない児が対象となります。
 全身麻酔は入院手術と同じですが、入眠も覚醒もより短い時間ですむ吸入麻酔薬を主として用いています。日帰り手術であっても、術後何らかの原因で入院した方がより安全と考えられる場合は直ぐに入院に切り替えることも可能ですから、全く心配はいらないと思います。

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