栄養管理部
- nutritional management unit -
栄養管理部の案内
当院給食の目標は、食事を医療の一環としてとらえ、乳幼児・学童・妊産婦等の治療を必要とする方々の個々の症状に応じた適正な栄養量を治療食として給与することで病気の治癒・改善の促進を図ると共に食事の質と患者サービスの向上を目的としています。
また、入院患者や外来患者に栄養指導・相談を実施することで食生活を通して社会(県民)・地域の疾病予防と食生活改善の普及に関わっていると考えています。
場 所 |
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安全で適正な食事の提供
- 患者にHACCP(危害分析重要管理点)の概念に基づいた安全な食事提供
- 患者に適正な栄養組成の食事提供
- 患者の食物受容能力に応じた食事提供
- 患者の満足できる食事提供
- 患者の栄養教育として役に立つ食事提供
栄養指導、栄養相談について
栄養管理のサポート(栄養状態の改善)と栄養指導・相談
患者の栄養状態を的確に評価・判定し、疾病を治療・予防するために適切な栄養補給を行い、併せて効果的な健康・栄養教育を行います。
また、よりよい栄養状態を実現し維持することや、個々の生活習慣を改善して、患者のQOLを向上することが重要であると考えています。
管理栄養士により毎週水曜日、木曜日、金曜日の午前中に、内科外来を中心に予約制により栄養指導、相談を実施しています。
その他の入院・外来等における栄養指導・相談についても随時実施し、入院中の病棟訪問指導・相談も実施しています。また、平成19年4月よりNST(栄養サポートチーム)が本格稼働しており、栄養障害の改善、栄養障害の発生の予防、合併疾患発症の抑制等、栄養に関する全てのことを管理しています。
食事について
行事食への取り組み
季節ごとのハレの日を、四季折々の食材を使った料理で祝う日本古来の行事は今も息づいています。
当院の給食において行事食は、患者の入院生活に変化をつけるとともに、家族を思い出させ、回復のための意欲を起こさせる一因と成るものと考えており、病院食としての意味合いばかりでなく、ハレの日のおもてなし料理の食文化をさりげなく伝えるという役割もあると思っています。
行事食だけでなく毎日の食事の中でも様々な工夫をした食事や手作りおやつなどを提供していますので、今後のホームページでメニューの写真やレシピ、栄養に関する情報を提供していきたいと思っています。
食事を楽しみにし、そして楽しみながら食事を作るには、なんといっても食べる身になって調理する温かい思いやりが不可欠です。
作ることと食べることを一つのこととして考える心が大切であると考えています。
年間行事食
実施月日 | 内容等 |
1月1日~3日(3日間) | 正月用献立 おたのしみ袋(おやつ) |
2月4日 | 節分(鬼の面、節分用豆) |
2月14日 | バレンタインデー |
3月3日 | ひな祭り用献立(ひな寿司・ひなあられ) |
3月14日 | ホワイトデー |
5月5日 | こどもの日献立(こいのぼりライス) |
6月中旬 | 冷麺、冷やしそうめん等 |
7月7日 | 七夕献立(七夕ちらし寿司) |
7月下旬 | 土用の丑(鰻) |
9月下旬 | お月見(月見団子) |
10月中旬 | 栗ご飯、ハロウィーンメニュー |
11月中旬 | 七五三 |
冬至 | 南京 |
12月下旬 | 病棟クリスマス開催時のプレゼント(おやつ) |
12月25日 | Xmasメニュー(ローストチキン等) |
12月31日 | 大晦日(年越しうどん) |
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- 各行事食の実施時にはメッセージカードを添付しています。
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- これらの行事食以外に、季節に応じた献立を組み入れて、旬の味覚等を患者に提供しています。