放射線部
- radiation part -
ご挨拶
放射線部ではお子様が安全に安心して、画像検査や放射線治療を受けていただけるように取り組んでいます。新病院においては、MRI装置が2台体制となり速やかに検査が行えるようになります。X線撮影室はフラットパネルディテクタシステムへ更新し、よりスピーディに、そして被ばく低減が可能となります。特に全国でまだ数台しか導入されていない、乳幼児用胸部立位撮影台や脊椎などの長尺撮影用フラットパネルディテクタ装置の導入は、お子様の負担がより少なく安全に撮影が出来ると考えています。
部屋の環境も、検査のために睡眠が必要なお子様に対し入眠室を複数設け、スムーズに検査を受けるための環境を整えました。各部屋の壁や装置にイラストを用いることで恐怖心を和らげ、検査中はDVD映像や音楽を聴きながら過ごしていただけるように工夫しています。楽にそして短時間で検査や治療を受けていただくために、ハードおよびソフトの充実を図ってまいります。
また何かご不明な点や気づかれたことがありましたら、お気軽にお声かけ下さい。
一般撮影室
最も多い胸部、腹部をはじめとして、主訴に応じて頭部から足部まで、全身の骨撮影などのエックス線撮影を行います。乳幼児は専用撮影台を使って撮影します。骨のエックス線検査は、骨折やさまざまな病気の診断に役立っています。付き添われている方は、窓越しに撮影の様子を見ることができます。
パノラマ撮影
乳歯や永久歯の歯列をX線撮影したり、顎の発育状態を経過的に再現性よく撮影する規格撮影などを行います。